真言宗東寺派百観音明治寺

名称 真言宗東寺派百観音明治寺
住所 中野区沼袋2-28-20
アクセス 西武新宿線「沼袋」駅より徒歩約5分
備考 山号:新浮侘落山(しんふだらくさん)
寺号:明治寺(めいじでら)
本山:教王護国寺<東寺>(京都)
開山年:大正元年11月17日(1912年)
開基:草野栄照法尼(くさのえいしょうほうに)
院号:世尊院
本尊:如意輪観世音
宗祖:弘法大師
開山:松田密信大僧正(まつだみつしんだいそうじょう)
沿革:明治45年7月、明治天皇の御病平癒を祈願申し上げるため開基草野栄照 尼が一体の観音菩薩石像の建立を発願したが、帝は開眼をまたず崩御されたので、御冥福を念じ、明治という偉大な時代を振り返って深く感謝をささげるために開眼供養を行った。さらにまた、いかなる時代になっても人々が観音様に導かれ、心の依りどころと生きる勇気を失うことのないよう願って、一大観音道場を建立したいと呼びかけた。これに賛同して政財界から一般庶民まで多くの石仏建立が相次ぎ、大正5年には西国、坂東、秩父の百観音が整った。翌大正6年には本堂の落成に至った。現在まで震災や空襲の被害を受けながらも、観音像の寄進が続き、総計180余を数えている。昭和11年には明治寺の号を許された。境内には子育観音、魚藍観音、妻夫観音などの他に、六代目尾上菊五郎奉納の馬頭観音、旧華族、政財界の名士から、野方、沼袋の篤志家まで何百と名を連ねた観音像など、多数建立されていて、さながら観音浄土を感じさせてくれる。
※中野のお寺ふれあい広場HPより抜粋
その他

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「百観音」とは、どういった観音様を指すのでしょうか。「百観音明治寺」のHPを閲覧すると以下のように記してあります。

『「百観音」とは、近畿一円に広がる西国(さいごく)三十三観音と、関東地方の坂東(ばんどう)三十三観音、それに秩父の周辺に広がる秩父三十四観音の札所 (ふだしょ)を総称したものです。』とあります。

「百観音明治寺」の庭園には、その百ヶ寺にお祀りしてあるそれぞれの観音様方、例えば聖観音 (しょうかんのん)や千手観音 (せんじゅかんのん)、十一面観音 (じゅういちめんかんのん)等々のお姿をいただいて石に刻んだものがあります。

これを「写し霊場(れいじょう)」といいます。現在、「百観音明治寺」の庭園には、番外の観音様も増えて、現在のところ百八十体以上になっていますが、いずれにせよ、ここに居並ぶ観音様をー通り拝んでいると、百観音札所のすべてをお参りするに等しいご利益(りやく)を授かることになります。あるいはこのすべての観音様と、縁結びができると言うこともできるでしょう。
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大変残念なことに、写真にあるよう「百観音明治寺」の境内図が、長年の風雨のせいで、ほとんど読み取れません。よって、観音様方の御名前がわかりづらいです。

■「百観音明治寺」では、写真撮影に関して以下の理由で禁止となっていますので、参拝に行かれる方は、ご注意ください。

『当山では、原則として仏像の写真撮影をご遠慮いただいております。これは、写真を撮るということも仏様のお姿を写す「写仏」でございますので、相応の作法や礼儀、心構えを持っていただきたいと考えるためです。』

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