「百観音」とは、どういった観音様を指すのでしょうか。「百観音明治寺」のHPを閲覧すると以下のように記してあります。
『「百観音」とは、近畿一円に広がる西国(さいごく)三十三観音と、関東地方の坂東(ばんどう)三十三観音、それに秩父の周辺に広がる秩父三十四観音の札所 (ふだしょ)を総称したものです。』とあります。
「百観音明治寺」の庭園には、その百ヶ寺にお祀りしてあるそれぞれの観音様方、例えば聖観音 (しょうかんのん)や千手観音 (せんじゅかんのん)、十一面観音 (じゅういちめんかんのん)等々のお姿をいただいて石に刻んだものがあります。
これを「写し霊場(れいじょう)」といいます。現在、「百観音明治寺」の庭園には、番外の観音様も増えて、現在のところ百八十体以上になっていますが、いずれにせよ、ここに居並ぶ観音様をー通り拝んでいると、百観音札所のすべてをお参りするに等しいご利益(りやく)を授かることになります。あるいはこのすべての観音様と、縁結びができると言うこともできるでしょう。
大変残念なことに、写真にあるよう「百観音明治寺」の境内図が、長年の風雨のせいで、ほとんど読み取れません。よって、観音様方の御名前がわかりづらいです。
■「百観音明治寺」では、写真撮影に関して以下の理由で禁止となっていますので、参拝に行かれる方は、ご注意ください。
『当山では、原則として仏像の写真撮影をご遠慮いただいております。これは、写真を撮るということも仏様のお姿を写す「写仏」でございますので、相応の作法や礼儀、心構えを持っていただきたいと考えるためです。』
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