真言宗豊山派梅照院/新井薬師

名称 真言宗豊山派梅照院/新井薬師
住所 中野区新井5-3-5
アクセス JR「中野」駅より徒歩約7分、西武新宿線「新井薬師」駅より徒歩約5分
備考 山号:新井山(あらいさん)
寺号:薬王寺(やくおおじ)
本山:長谷寺(奈良県)
開基:僧行春(ぎょうしゅん)(元北条家臣・梅原将藍)
院号:梅照院(ばいしょういん)
本尊:薬師如来・如意輪観音表裏二佛一体
宗祖:弘法大師
開山:新田義貞の家臣
沿革:当院の本尊は元新田家の守護仏で、新田義貞の次男義興の時、足利尊氏 の乱で兵馬倥偬ではあったが、お供事を怠りがちであった。ある夜、薬師堂の屋根から不思議な光が遠く飛び去るのを家来が見て、持仏堂をみると本尊がありませんでした。後半、当山の境内の梅樹に薬師尊像が現われ、元新田家の家臣で窪寺某が見て新田家の守護仏であることを確認した。開基は元北条家の臣梅原将藍で出家して行春と改め、当地に来てこの地を行法相応の地とトし草庵を結び真言秘密の修行道場とした。その後、本尊薬師如来の御利益のあらたなることが広く知られ、祈願の賓客が多くなった。元和3年、玄鏡和上の夢に薬師仏の霊下を見て、神丹を造り夢想丸と名付けて、多くの難病の子供を救い、子育薬師と称された。また、治眼薬師の名で現代なお有名ですが、これは徳川二代将軍秀忠公の第五子和子の方(東福門院)が悪質の眼病に罹り、八方手を尽したが効なく、当薬師如来に祈願し快癒したことに由来するものである。
※中野のお寺ふれあい広場HPより抜粋
その他

桜の名所としても名高い「梅照院/新井薬師」。中野区最大の寺院であり、新東京百景にも選ばれ、西武新宿線の駅名にもなるなど、都内でも有数の著名なお寺です。
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新井薬師駅前から山門にかけて、商店街や出店も広がり、地域住民の方々からも薬師様として古来より親しまれています。毎月8日、18日、28日に行なわれる縁日には、露店が並び、大勢の人で賑わっており、今や少なくなった縁日の風情を味わうことができるところでもあります。
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「梅照院/新井薬師」の境内には、昭和60年に新たな井戸が発見されました。以来、その井戸から引水された湧き水を「白龍権現水」といい、名水として知られ、一般の人に開放されており、飲用水として多くの人がここの水を汲みに来ます。

境内に入って右手に、「不動堂」その横に「ねがい地蔵尊」があります。「ねがい地蔵尊」は、お地蔵さんの身体にひしゃくで水をかけ、治して欲しい部分をたわしやスポンジでこすって治癒を祈ります。左手には、真言宗の宗祖「弘法大師像」と「薬師堂」と「薬師如来像」があります。
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