なのに、あなたは京都にいくの!?その4~東本願寺
重くなった足を引きずり、ホテルの部屋に戻ったのが、午後3時過ぎ。休憩と思っていたら、思わず一時間のお昼寝になってしまいました。折角京都に来たのだから、太陽が沈むまでにどこかへと地図を広げると「東本願寺」が目に飛び込んできました。確か今年は、親鸞聖人七百五十回御遠忌のはず、と疲れた足に鞭打って東本願寺へ出かけました。
山門を入ると目に飛び込んできたのは「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌厳修」まであと36日の看板。
本堂は、改修工事が急ピッチで進められており、高所作業車が飛び交っていました。
東本願寺のHPによると、
御遠忌(ごえんき)とは、もともと、50年ごとにお勤めされる宗祖の回忌法要のことです。東本願寺では、宗祖親鸞聖人に加え、特に近年から、中興の祖とされる第八代・蓮如上人の法要を御遠忌としてお勤めしてまいりました。これら御遠忌を節目として、宗祖の教えや先達の願いに立ち返り、いま一度自らの生き方、生活の有様を見つめなおし、あらためて本願念仏の教えを受けとめるあゆみをすすめてまいりました。特に、このたびは、「宗祖としての親鸞聖人に遇う」ということを基本理念に掲げ、様々な取り組みを進めてきています。と記載されています。
東本願寺は、浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」といい、御影堂には宗祖・親鸞聖人の御真影を、阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来を安置しています。宗祖親鸞聖人の亡き後、聖人を慕う多くの人々によって聖人の墳墓の地に御真影を安置する廟堂が建てられました。これが東本願寺の始まりです。私は、この東本願寺が今日一日の終わりとなりました。
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