知ってますか?神社とお寺の違い!その2
現在、日本においては、両者ともに日本古来の伝統建築とされています。
しかし、本来神社は「日本風」、お寺は「中国風」です。では、どこにその特徴があるのでしょうか。
入り口
俗世間から隔絶された神社とお寺にとって、入り口は「境界線」です。本来、信仰心の無い者がその「境界線」から先へむやみに立ち入ることは禁じられています。
神社の入り口
神社を表す地図記号にもなっているのが、神社の入り口「鳥居」です。参道の始りにあって、「鳥居」より先は、神々が降臨する神の領域となります。「鳥居」の起源は明らかではありませんが、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、天岩戸(アマノイワト)のお隠れになった際に、天照大御神を天岩戸から誘い出すために、鳥を木に留まらせて、啼かせるためにできたのが「鳥居」であるとの説があるようです。「鳥居」の形は、神社によって様々な様式があります。
お寺の入り口
お寺の入り口は「山門」です。こちらも、ここから先は仏様の領域となります。 「山門」をくぐる事で心が清められ、美しい心で仏様を拝むことができます。「空」「無相」「無願」の境地「三解脱」に至るための門として「三門」とも称されています。「山門」の形は、宗派によって様々な様式があります 。
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