知ってますか?神社とお寺の違い!その7
神社とお寺では、参拝の仕方が違います。正しい参拝の仕方を知らずに参拝の時に他の人の参拝を見て参考にしている方も数多くいらっしゃると思います。神社とお寺の参拝方法の一番の違いは、手を打つか否かにあります。そして、同じなのは、神様、仏様に対して、神聖な気持ちで、心から敬い、参拝することです。
神社での参拝の仕方
神社の境内に入ったなら、まず、手水舎でお清めをしてください。
そして、拝殿にお賽銭を捧げます。次に、鈴がある場合には、鈴を鳴らします。そして、上体を90度折って2度礼をします。その後、ゆっくりと2度拍手を打ちます。打ち終わったら、手を合わせ、神様へ感謝し、願い事を伝えます。最後に、もう一度深々と礼をして、退去します。これを「二拝・二拍手・一拝」といいます。これが、神社での参拝の基本です。拍手を打つのは、神様に気づいてもらうため、という説がありますが、いずれにしても、純粋な気持ちで参拝することが一番です。神社によっては、「二拝・二拍手・一拝」ではない神社もあります。それは、出雲大社と宇佐神宮。この二つの神社は、「二拝・四拍手・一拝」です。
お寺での参拝の仕方
お寺で仏様を拝む際には、シンプルに両手を合わせ、軽く頭を下げます。拍手は打ってはいけません。合掌した際、両手を胸の前でピッタリと合わせます。これは、仏様と一体になることを意味します。天台宗や真言宗では、指を互いに組むなど、宗派によって異なる場合があります。
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